ニキビ跡にレチノイン酸&ハイドロキノンはどうでしょうか?
ニキビが落ち着いてきたら、ニキビ跡が気になってきますね。
炎症後の色素沈着と残りのニキビにと、皮膚科でレチノイン酸&ハイドロキノンはどうでしょうか?
最初のリアクションと呼ばれる反応が気になります・・・
早く結果を出したい反面、せっかく落ち着いてきたのに悪化するのではないか・・・
という不安があります。
現役医師ドクターjury
今回のカウンセラー
ドクターjury
レチノイン酸はニキビ跡よりもニキビの出来始めに効果が高いとされています。
ニキビの治ったあとのシミに対しては、ビタミンCやハイドロキノンは有効です。

ニキビの原因には種々ありますが、

  • 毛穴の入り口の毛包漏斗部というところの上皮が角化し
  • 毛穴が詰まって内部に皮脂成分やアクネ菌、皮膚の角化物質などが溜まってしまう
ことが、物理的なニキビの始まりです。

この状態が、非炎症性のニキビ(白ニキビ)と呼ばれる状態で、
ここに炎症が加わると痛みや赤みを持ったニキビとなり、
そうなってしまうと、ニキビの炎症が収まったあとに、瘢痕(ニキビ痕)が残ってしまうのです。

レチノイン酸は、近年ニキビの治療として取り入れられつつありますが、
その効果は、

  • 細胞分化促進作用による表皮ターンオーバーの促進
  • 毛包漏斗部の角層剥離作用
によると言われています。

つまり、皮膚の角化を促進することで毛包漏斗部の上皮を角化しにくくし、
また直接的にも角化物質をはがす作用があるのです。
それによって、皮脂やニキビ菌の貯留が解消し、ニキビをできにくくするのです。

レチノイン酸は、ニキビの出来始め、つまり非炎症性ニキビに効果が高いといわれており、
瘢痕化した部分に対しては、ケミカルピーリングや光線(レーザーなど)を用いた治療法がより有効です。

また、レチノイン酸は海外では広く使われているニキビの治療法なのですが、
我が国ではレチノイン酸の副作用の面などから保険適応になっておらず
行っていない医療機関も多いのが現状です。

■レチノイン酸の副作用
●レチノイン酸外用薬 局所のほてりや刺激感
●レチノイン酸内服 催奇形性の頻度が高い
→必ず使用量を守ることが大切です。

一方で、内服薬としてのレチノイン酸は、常用量では必ずしも効果を得られない、
という報告もあり、やはり使用する際は、きちんと専門家の意見を参考にしたほうがよさそうです

ニキビの治ったあとのシミに対しては、ビタミンCやハイドロキノンは有効です。
ただし、ハイドロキノンも皮膚に対して刺激性がありますので、使用には必ず専門家の意見をきいてください。

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